フランス人のジュリアンさん【写真:Hint-Pot編集部】
独自の文化や習慣が数多くある日本。その多様な魅力は、多くの訪日外国人を虜にしています。念願叶って日本を訪れているフランス人男性は、街行く日本人を見て、洗練された姿に感激したといいます。そして、より多くの人々を見るために行きたい街があるそう。いったいどこなのでしょうか。
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「好きなブランドがたくさんあるから楽しくて」
フランス・ボルドーから日本を訪れているジュリアンさん。約3週間かけて東京のさまざまな街を歩き、浅草や目黒、渋谷、秋葉原などをめぐりました。これから大阪や千葉、横浜も訪れる予定だそうです。
「毎日、あちこち回っているよ。渋谷とか目黒、秋葉原も。訪れたなかでは、浅草が良かった。東京タワーや皇居、原宿にも行きたいと思っている」
そんなジュリアンさんがとくに惹かれたのは、日本のファッションです。ファッション関係の仕事をしているジュリアンさんは、憧れのブランドが身近にある日本のファッションシーンに胸を躍らせました。
「ヨウジヤマモトやコムデギャルソンなど、好きなブランドがたくさんあるから楽しいよ」
「それぞれが自分の思うようにファッションを楽しんでいるんだなと感じたよ」
ジュリアンさんは日本人のファッションにも注目します。
「日本には、素敵な着こなしをしている人が多いよね。街を歩いていてユニークだと思った。使う色数は少ないけど、色使いが素晴らしくてセンスが良い。それに、いろいろなスタイルがあって、それぞれが自分の思うようにファッションを楽しんでいるんだなと感じたよ」
日本人のセンスだけでなく、着る人の個性や自由が尊重されている点についても感動した様子のジュリアンさん。「フランスだと、ちょっと人と違う格好をしていたら、周りの人にジャッジされる感じがするから、こんなに自由じゃない。日本のほうが素敵な着こなしが多いと思う」と大絶賛します。
「さらに多くのファッションが見られると思うから、まだ行っていないんだけれど、原宿に行きたいんだ」
原宿といえば、自由で多彩なファッションの聖地ともいえるエリアです。若者カルチャー発信地で、個性的なショップが立ち並びます。これから原宿の街を歩きながら、さらに刺激的なファッションや個性に出会えることを楽しみにしているジュリアンさん。残りの滞在でも新たな発見があると良いですね。
(Hint-Pot編集部)
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