去年8月、日南市で震度6弱の揺れを観測した地震から8日で1年です。
日南市では、地震による被害の痕跡はほぼ見られなくなりましたが、今も復旧作業が進められている建物もあります。

去年8月8日、日向灘を震源として発生したマグニチュード7.1の地震で、県内では日南市で震度6弱の揺れが観測されました。

この地震で日南市の認定こども園、「日南・飫肥カトリック幼稚園」では園舎の2階の天井パネルが外れたり、部屋と廊下を隔てる壁が傾いたりする被害が出ました。

園では先月、国に申請していた災害復旧のための補助金の支給が決まり、外れた天井パネルや傾いた壁などを撤去して、作り直す工事が本格的に進んでいます。

あわせて、地震に備えて建物の耐震性を強化するため、壁のはりを増やすなどの工事も進めていますが、耐震性の強化については国の補助金は使えず、自費で賄っているということです。

園児たちは現在、園がクラウドファンディングなどで集めた寄付金でこの春、設置したコンテナハウスの仮園舎などで過ごしています。

建物復旧と耐震性強化の工事はことし12月には完了する予定で、完了後はコンテナハウスを撤去し、園児たちは復旧した園舎に戻る予定です。

佐藤泰信園長は「1日も早く子どもたちが安心して過ごせる場所をと考えてきましたが、なんとか復旧工事のほうも本格的に進めることができています。安心して過ごせる場所ができれば子どもたちも生き生きと楽しく過ごせるのではと思っています」と話していました。

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