北海道猿払村でのサステナブルな旅「HOTATOUR」開始

甲子化学工業株式会社は、清水建設や北海道猿払村と協力し、未来を考えるサステナブルな旅「HOTATOUR」を開始しました。このツアーは、ホタテ漁の実態や地域の暮らしに触れ、持続可能な未来づくりに参加できるフィールドワーク型の体験を提供します。参加者はホタテの堆積場を見学し、地域課題を学びながら、ホタテから生まれたエコ製品について理解を深めることができます。ツアーは2025年9月から10月にかけて開催され、少人数制で地域との交流を大切にした内容となっています。

この記事の要約

サステナブルな旅「HOTATOUR」が北海道猿払村で開始。
ホタテ漁や地域の暮らしを学び、持続可能な未来に貢献。
2025年9月から10月にかけて、少人数制で開催予定。

北海道・猿払村の暮らしやホタテのルーツに触れながら未来を考える、サステナブルな旅「HOTATOUR(ホタツアー)」発売開始

この記事は、サステナブルな旅に興味がある方や、地域の文化や環境問題に関心を持つ方におすすめです。読者は、北海道・猿払村でのユニークな体験を通じて、地域の持続可能な未来づくりに参加する方法を学び、環境意識を高めることができます。

新たな旅のスタイル「HOTATOUR」の誕生

甲子化学工業株式会社(大阪府大阪市、代表取締役:南原 在夏)は、清水建設株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:新村 達也)、株式会社キッチハイク(東京都港区、代表取締役社長兼CEO:山本 雅也)、株式会社TBWA HAKUHODO(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:内田 渉)、北海道猿払村(村長:伊藤 浩一)と共同で、官民連携による新しい旅「HOTATOUR(ホタツアー)」を本日より特設サイトにて発売開始したことを発表しました。舞台は、日本最北の村である北海道猿払村です。この旅は、地域の暮らしやホタテ漁、さらには「HOTAMET(ホタメット)」のルーツに触れることを目的としたフィールドワーク型のツアーであり、環境と未来を見つめ直す機会を提供します。

地域の課題に触れ、持続可能な未来を考える

「HOTATOUR」では、普段は立ち入ることのできないホタテの堆積場の見学や、ホタテの貝殻から生まれたプロダクトを体験するフィールドワークが含まれています。地元漁師との触れ合いを通じて、参加者は社会課題の理解を深め、地域の持続可能な未来に向けた貢献を実感することができるでしょう。この旅は、観光による一時的な消費にとどまらず、地域課題に共感し、持続可能な未来づくりに“参加する”ことを目的としています。

ホタテ漁の背景と地域資源の再生

猿払村では、ホタテ漁が地域の中心産業として長年にわたり根付いていますが、その裏にはホタテ貝殻の処理という課題が存在していました。この課題に着目した甲子化学工業や清水建設、TBWA HAKUHODOは、廃棄されるホタテ殻を“地域資源”として再生するプロジェクトを始動しました。これまでに「HOTAMET(ホタメット)」をはじめ、「HOTATETRAPOD(ホタテトラポッド)」「HOTASCOOP(ホタスコップ)」「HOTABENCH(ホタベンチ)」などのプロダクトを開発・発売しており、これらはホタテ殻を主原料としながらも、優れた強度やデザイン性を備えています。これらのプロダクトは国内外からも注目を集めており、現在開催中の大阪・関西万博、「Co-Design Challenge」プログラムに選定されています。新しいエコプラスチック素材「SHELLTEC®︎」を使用したこれらのプロダクトは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献することを目指しています。

ツアーの詳細と魅力

本ツアーは、村の役場担当者が現地ガイドとして同行し、語られてこなかった裏話や実際の課題を自らの目で確認することで、プロジェクトの奥深さを知ることができます。プライベートツアーとして2名様から催行され、少人数だからこそ村人との対話や、地元の人しか知らない場所への案内が可能です。観光名所を巡るのではなく、“村の日常に触れる”ことがこの旅の魅力です。2日目以外は基本的にフリータイムなので、興味のあることがあればぜひガイドに相談することができます。

さらに、1日目と2日目の夕食には、旅館にて猿払村産の天然ホタテをふんだんに使った特別なご夕食が用意されます。村のホタテをおいしく味わうことは、生産者の努力に応えると同時に、「育てる漁業」という持続可能な漁業の未来にもつながります。

ツアー開催概要

ツアー名:ホタメットが生まれた村で、“やさしい未来”にふれる旅。北海道・猿払村の2泊3日ツアー
開催期間:2025年9月~10月(全3回・平日開催)
申込み〆切日:開催初日の2週間前まで。先着順でのご案内となります。
募集定員:各回2名1組
宿泊:笠井旅館(66,000円(税込) 1名あたり)

ツアーの詳細や申し込みは、特設サイト(こちら)から確認できます。

運営会社とプロジェクトの背景

「ホタツアー制作委員会」事務局は株式会社キッチハイクが運営しており、本ツアーは大阪・関西万博の開催に向けて、日本国際博覧会協会が実施する「Co-Design Challenge」プログラムの一環として企画・開催されています。これにより、地域資源の再生や持続可能な開発の重要性を伝えることが目指されています。

終わりに

「HOTATOUR」は、参加者にとって単なる観光ではなく、地域の問題に対する理解を深め、持続可能な未来に向けての一歩を踏み出す貴重な体験となるでしょう。北海道・猿払村でのこの特別な旅を通じて、地域の人々と触れ合い、未来に向けた新たな視点を得ることが期待されます。今後もこのような取り組みが広がり、持続可能な社会の実現に向けて一緒に歩んでいけることを願っています。

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