ルフトハンザグループは、スペイン第2位のエアラインであるエアヨーロッパの買収計画を見送ることがわかりました。

 同グループは現地紙に対して「徹底的な分析と集中的な交渉の結果、現時点ではエアヨーロッパへの出資は行わないことに決めた」と述べ、買収計画を見送ることがわかりました。

 エアヨーロッパを巡っては、ルフトハンザグループ以外にもエールフランスKLMグループ、ターキッシュエアラインズが株式取得に向けて交渉を行っていることがわかっていましたが、現時点でターキッシュエアラインズエアラインズが最有力候補とみられています。

 なおエアヨーロッパをめぐっては、ブリティッシュエアウェイズやイベリア航空所属のIAGグループが買収を計画したものの、当局が競争上の懸念を示し交渉が難航したことから2024年8月に買収を断念し、現在も20%の株式を保有している状態となっており、今後どのような株主構成となるのか注目されています。Photo : Air Europe

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