勇壮な武者灯籠が夜空に輝く「青森ねぶた祭」が始まり、青森市中心部を進むねぶた
Photo By 共同
極彩色の勇壮な武者灯籠が夜空に輝く「青森ねぶた祭」が2日、青森市で始まった。期間中は昨年より1台多い23台のねぶたが運行し、北国の夏を盛り上げる。7日まで。
午後7時過ぎ、太鼓や笛の音色が響き渡り、市中心部の大通りに並んだねぶたがゆっくりと出陣。周りでは浴衣姿の踊り手「ハネト」が「ラッセラー」という勇ましいかけ声とともに跳ね回った。
大型ねぶたの高さは約5メートル、重さは約4トン。道幅いっぱいのねぶたを引き手が力を込めて回転させると、沿道の観客から大歓声が上がった。
仙台市から友人と訪れた大学院2年の山本暁さん(23)は「青森の魂を感じて圧巻だった。思わず一緒に『ラッセラー』と叫んだ」と笑顔で話した。
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