8月5日、スズキが発表した2025年4━6月期の連結業績(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比9.8%減の1421億円だった。写真はフランス・パリで2018年10月撮影(2025年 ロイター/Benoit Tessier)
[東京 5日 ロイター] – スズキ(7269.T), opens new tabが5日発表した2025年4━6月期の連結業績(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比9.8%減の1421億円だった。為替変動や原材料高の影響に加え、インドと欧州で四輪車の販売台数が減少し、5期ぶりの減益だった。
売上収益も同4.1%減の1兆3978億円と、5期ぶりに減少した。四輪車の世界販売は同3.8%減の75万4000台。インド、欧州で減らした。二輪車はインドや中南米で増え、同4.9%増の54万8000台だった。
26年3月期の営業利益見通しは、前年比22.2%減の5000億円のまま据え置いた。IBESがまとめたアナリスト18人の予測平均値5871億円を下回った。主力のインドは、政策金利の引き下げや所得減税などで下期から市場環境の改善が見込まれるとしている。
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