中国のサービス業は7月に予想外の改善を示した。民間調査で明らかになった。夏の旅行シーズンを迎える中で、サービスセクターの底堅さを示唆している。
S&Pグローバルが5日発表した7月の中国サービス業購買担当者指数(PMI)は52.6と、6月の50.6から上昇。昨年5月以来の高水準となった。ブルームバーグが実施したエコノミスト調査の中央値は50.4だった。PMIは50を上回ると活動拡大を示す。
夏季は通常、観光や交通、娯楽などサービス業にとって最盛期にあたる。ただ、中国人民銀行(中央銀行)の調査で、労働市場への見方が4-6月(第2四半期)過去最悪となったことから、消費者心理は引き続き低調だ。
原題:China Service Activity Unexpectedly Picks Up, Private Poll Shows (抜粋)
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