公開日時 2025年08月02日 05:00更新日時 2025年08月02日 16:05

沖縄県、国際平和団体「グローバル・アライアンス」加入へ 被爆地 広島・長崎と連携
沖縄県庁(資料写真)

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稲福 政俊

 県は1日までに、核兵器廃絶に向けた提言などの活動を行う国際団体「グローバル・アライアンス」に加入するための手続きを開始した。同団体は広島県が主導して2022年4月に設立、長崎県や海外の団体が加入している。沖縄県が加入すれば都道府県で3県目。戦後80年の節目に、被爆地の両県や国際社会と連携することで、核廃絶や平和構築を推進する狙いがある。

 同団体は任意の国際市民社会グループ。30年以降の次期国連開発目標(ポストSDGs)に核廃絶が位置づけられることを目指し活動している。

 7月時点で欧米やアジア、アフリカなど24カ国の36団体、67個人が加入。加入団体はそれぞれ核廃絶や環境、平和構築などに取り組んでいる。毎年3月に開かれる定期総会のほか、臨時総会で新加入を承認する。

 県は現在、事務レベルで加入に向けた手続きを確認している。加入時期は未定。

 玉城デニー知事は「慰霊の日」の6月23日に発表した戦後80年の平和宣言の中で、平和構築に向けて取り組む3事業の一つとして「グローバル・アライアンスへの参加」を挙げ「人類を破滅に導く全ての核兵器の廃絶を推進する」と表明していた。

 県が設置した「地域外交に関する万国津梁会議」も昨年提出した提言書の中で、広島・長崎と連携した「トライラテラル(三者間)平和会議」の開催を提案していた。

(稲福政俊)

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