8月4日、JFEホールディングス傘下のJFEスチールは、インドで展開する合弁事業の方向性電磁鋼板の製造能力を大幅に拡張すると発表した。写真はJFEのロゴ。2012年10月撮影(2025年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 4日 ロイター] – JFEホールディングス(5411.T), opens new tab傘下のJFEスチールは4日、インドで展開する合弁事業の方向性電磁鋼板の製造能力を大幅に拡張すると発表した。拡張に向けた投資額は約1200億円。インドでの競争力を強化し、急増する需要を取り込む狙い。
インドでは、経済成長に伴う電力需要増加や再生可能エネルギー使用の拡大、変圧器の高効率化、データセンターの増加に伴い、方向性電磁鋼板の需要が急速に伸びているという。
現地2カ所の製造拠点のうち、1カ所は製造能力を当初計画から年約10万トンに倍増、もう1カ所は現状の同約5万トンを約25万トンに引き上げる。両拠点の設立投資や買収費用を含めた投資の総額は約2900億円となる。
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