南部地方を代表する夏祭り、八戸市の「八戸三社大祭」は、中日の2日、馬に乗った男たちがまりを奪い合う伝統武芸、「騎馬打毬」が行われました。

「騎馬打毬」は三社大祭の中日に市内にある長者山新羅神社で披露される伝統武芸で、およそ200年前に新たな社殿が建てられたことを祝って奉納されたのが始まりとされています。

2日は、境内の馬場に武家の装束を身にまとった男たちが集まり、3人1チームで紅白に分かれて臨みました。

馬に乗り、先端に網のついたつえで直径10センチほどのまりを奪い合って、「門」と呼ばれるゴールに投げ入れると得点になります。

男たちは、つえと馬を巧みに操って、まりを激しく奪い合ったあと、見事に門に投げ入れ、勝負が決まると勝った側は勝ちどきの声を上げていました。

「騎馬打毬」が残っているのは全国でも数少ないということで、境内には見物客が詰めかけ、土煙が上がる迫力ある勝負に歓声や拍手が響いていました。

市内の50代の男性は「初めて見ましたが、迫力があって面白かったです。とても楽しめました」と話していました。

東京から訪れたという30代の女性は「まりや馬の扱いが巧みですごかった。貴重な伝統なので続いてほしい」と話していました。

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