6月に発売された「OPPO Reno13 A」は、前作OPPO Reno11 Aから数々の進化を遂げている一方で、部分的にReno11 Aからグレードダウンしている部分があります。
そのうちの1つが急速充電機能になっており、前モデルからスペックダウンした理由について、OPPO Japanの社員がメディアの取材で明らかにしました、
OPPO Reno13 Aで下がった「充電時間」
「容量上げてほしいという意見多かった」
OPPO Reno13 Aで下がった「充電時間」
OPPO Reno13 Aにおいては、前作OPPO Reno11 Aから部分的なグレードダウンが行われています。
その1つが充電速度で、OPPO Reno11 Aは最大67Wまでの充電が可能であったのに対して、OPPO Reno13 Aは最大45Wに下げられています。
満充電までの時間で見ますと、OPPO Reno11 Aが最短48分であったのに対して、OPPO Reno13 Aでは最短でも74分までかかるようになっています。
左がOPPO Reno13 A 右がOPPO Reno11 A
一方で内蔵バッテリーの容量は、OPPO Reno11 Aが5000mAhだったのに対して、OPPO Reno13 Aではシリーズ最大の5800mAhに増量されました。
このため充電に時間を要するようになった反面で、バッテリーの持続時間は伸びており、単なるグレードダウンにとどまらず改善も施されています。
「容量上げてほしいという意見多かった」
こうした急速充電機能のグレードダウンが行われた背景について、OPPO Japanでプロダクトマネージャーを務める中川裕也氏が、その理由を明らかにしています。
ITmedia Mobileで公開された取材記事の中で、中川氏は利用者からの要望が「容量を上げてほしいという方が多かった」と明かしています。
例えばバッテリーですが、前回は充電時の速度が速かったのですが、ご要望としては容量を上げてほしいという方が多かった。
引用元 : ITmedia Mobile
OPPO Japanの中川 裕也氏
内蔵バッテリーを増量することによって、その分端末の価格に影響を及ぼします。
そうしたコストが高くなるのを避けるため、足し引きが発生した結果として充電速度が下げられたということです。
これによりOPPO Reno13 Aの値段はOPPO Reno11 Aから変わらず、4万8800円で据え置きとなりました。
OPPO Reno Aシリーズでは、過去モデルにおいても、端末の価格を維持するために、モデル毎に機能の削減が行われていて、その一環と言えます。
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情報元(Source) : OPPOが全スマホにAIを搭載していく理由、「全機種におサイフケータイ」の議論も オウガ・ジャパンに聞く(2/3 ページ) – ITmedia Mobile
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