台湾の台南で開催中の「ラグザス presents WBSC U-12 野球ワールドカップ2025」では7月30日(水)に延期されていた2試合が行われ、これでオープニングラウンドが完了した。
メキシコ(世界5位)は、日本(1位)を接戦の末破り、グループAの首位で2位のチャイニーズ・タイペイと3チーム同率首位で並んだ。3チームは1勝1敗の記録でスーパーラウンドに進出する(プレースメントラウンドもスーパーラウンドチームもオープニングラウンドでの対戦相手に対する勝敗記録が持ち越される)。
キューバ(12位)はオーストラリア(11位)に勝利して2勝目を挙げた。これでキューバは2勝0敗、オーストラリアは1勝1敗でプレースメントラウンドをスタートする。
全試合はWBSCのOTTプラットフォーム「GameTime」で生配信中台湾、韓国、日本では例外が適用される場合があります。
メキシコ – 日本 7-6
日本は2回に先発・左腕のシルバから先制したものの、その裏メキシコが大量得点で逆転した。
佐橋陸公の2四球、2死球、さらに守備のエラーなどが重なり、メキシコはこの回一気に6点を入れた。エミリアーノ・フェリックス、ガストン・ガシオラ、エドゥアルド・ミランダが救援の福山恒成からタイムリーヒットを放った。
メキシコの先発シルバは4回表に二塁と一塁に走者を残したまま降板。日本は救援のイケル・カルヴィーヨから小川大良の2点タイムリーヒットを放って2点差に迫った。
カルヴィーヨは4回、同点のピンチを切り抜け、5回表も守備でのダブルプレーで切日本の攻撃を抑えた。
6回表、先頭の外山泰基がホームランを放ち1点差に詰め寄った。
吉塚真之介が2安打で出塁し、同点のチャンスを作ったが、カルヴィーヨが寺田 大智をレフトフライに打ち取り試合を終わらせた。
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キューバ – オーストラリア 19-2
ユセイダー・トーレスが先発のエゼキエル・コフリンから2点本塁打を放ち、初回に3点リードした。
キューバはその後、12安打で16点を追加し、5回コールドで勝利した。
オーストラリアの先発ショーン・ガルシアは3回投球してノーヒットに抑え、1四球、6奪三振を記録した。
オーストラリアは4回裏、救援のユニエル・サモラから得点した。
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