広島・長崎の記録を未来へ…原爆の白黒写真を最新AI技術で“カラー化” 戦争の記憶を風化させないための新たな試み

戦後80年記憶の風化が進む中、当時の 白黒写真をカラー化する技術が注目されて います。広島長崎の記録を未来へと 受け継ぎ、記録を記憶として残していこう という新たな試みです。 空高く立ちる巨大なキノコ雲。1945年 8月6日、広島に投化された原始爆弾。 その瞬間を捉えた白黒写真です。 最新のAI技術でこの写真をカラー化する と 青空の中にくっきり立ち上がったキノコ雲 。その一部はオレンジ色に染まっています 。 同じ写真でも白黒とカラーでは受ける印象 が全く異なります。 長崎に投化された原爆のキノコグも カにより破壊の衝撃がより生々しく伝わっ てきます。 川崎市平和官で開催中の特別では被爆地 広島と長崎の記録写真をカラ化して公開し ています。 白黒の写真ではなかなか、え、リアルに伝わらないものが写真を通して見ることによりまして、え、自分たちに近いものとして捉えていただけると思いまして、え、今回企画したものです。 広島に原爆を投化した爆撃機、 B29江野ゲイの乗り組員たち。 満員の列車に乗り込む兵士や市民の姿もこれらは東京大学大学院渡辺秀教授の研究室の協力でから明かされました。 まず230万組以上の画像を学習した AIを使って 白黒写真にふさわしい色を自動でつけていきます。 大体 あとはえっとおかしところ直 ですね。例えばこのヘルメット赤い のはおかしいので 皆さん 違和感のある部分は人の手で丁寧に修正さ れますか結局 被爆者の証や当時のカラー写真など キノコ雲が白だけではないことが確認され 正確な再現につがっています。 先端事を使って唐さえた写真を見るとまず引きつけられますね。まるで今起きた出来事のようだって感覚を掴んでもらえるはずなんです。 渡辺教授は戦時中の動物たちの写真もカラーカ戦の日を前に 1冊の本にまとめました。 人間以外の生き物も戦争に巻き込まれていたんですね。 その動物たちの目線から戦争について改めて考えてもらいたい。 これは溝はまった馬を兵士が助けようとする 1 枚。カラー化するとその情景がより鮮明に浮かび上がります。 馬を助けてようとしてるヒーローっていうに見ることができるんですけれど戦争に巻き込まれた動物からしてみればこう命の危機にさらされてることに他ならない。 渡辺教授は記憶を継承する上で資格の力が果たす役割を強調します。 80 年前に起きた出来事と、え、今現在我々が置かれてる状況を重ね合わせて平和な時代にしようっていうメッセージを受け止めていただけるとてもいいなっていう風に思います。 80 年前の戦争の記憶をどう受け止め、どう伝えていくのか。 静かな試みが確かに広がっています。

戦後80年。記憶の風化が進む中、当時の白黒写真をカラー化する技術が注目されています。

広島・長崎の記録を未来へと受け継ぎ、“記録”を“記憶”として残していこうという新たな試みです。

1945年8月6日、広島に投下された原子爆弾の瞬間を捉えた白黒写真には、空高く立ち上る巨大なきのこ雲が写っています。

最新のAI(人工知能)技術でこの写真をカラー化すると、青空の中にくっきり立ち上がったきのこ雲の一部がオレンジ色に染まっていることがわかります。

同じ写真でも、白黒とカラーでは受ける印象がまったく異なります。

長崎に投下された原爆のきのこ雲も、カラー化により破壊の衝撃がより生々しく伝わってきます。

神奈川・川崎市の「川崎市平和館」で開催中の特別展『天然色で見る広島・長崎と80年後の世界』では、被爆地・広島と長崎の記録写真をカラー化して公開しています。(※8月4日・12日・18日・19日は休館)

川崎市平和館の吉澤朋充館長は「白黒の写真ではなかなかリアルに伝わらないものが、カラー写真を通して見ることにより、自分たちに近いものとして捉えてもらえると思い、今回企画した」と話します。

広島に原爆を投下した爆撃機・B-29「ENOLA GAY」の乗組員たちや、満員の列車に乗り込む兵士や市民の姿もありました。

これらは、東京大学大学院 情報学環・渡邉英徳教授の研究室の協力でカラー化されました。

まず、230万組以上の画像を学習したAIを使って、白黒写真にふさわしい色を自動でつけていきます。

違和感のある部分は人の手で丁寧に修正されます。

被爆者の証言や当時のカラー写真などから、きのこ雲が白だけではないことが確認され正確な再現につながっています。

渡邉教授は「先端技術を使ってカラー化された写真を見ると、まず引きつけられる。“まるで今起きた出来事のようだ”と感覚をつかんでもらえるはず」と話します。

渡邉教授は、戦時中の動物たちの写真もカラー化。
終戦の日を前に、1冊の本にまとめました。

東京大学大学院 情報学環・渡邉英徳教授:
人間以外の生き物も戦争に巻き込まれていた。その動物たちの目線から戦争について改めて考えてもらいたい。

溝にはまった馬を兵士が助けようとする写真をカラー化すると、その情景がより鮮明に浮かび上がります。

東京大学大学院 情報学環・渡邉英徳教授:
(兵士は)馬を助けようとしているヒーローとみることができるが、戦争に巻き込まれた動物からみれば、命の危険にさらされていることにほかならない。

渡邉教授は「80年前に起きた出来事と今現在、我々が置かれている状況を重ね合わせて平和な時代にしようというメッセージ。受け止めてもらえるととてもいいなと思う」と話し、記憶を継承する上で“視覚の力”が果たす役割を強調します。

80年前の戦争の記憶をどう受け止め、どう伝えていくのか。
静かな試みが確かに広がっています。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

31 Comments

  1. この大東亜戦争の犠牲者、この国を守ってくれた英霊達、貴方方のおかげで今があります。

    原爆投下は完全な戦争犯罪であります。

  2. 真珠湾奇襲攻撃した日本が悪いのに
    ハルノートとかルーズベルトは事前に攻撃を知ってたとか妄言吐く陰謀論者は論外な😂

  3. 現実感を持ってもらう上で良い技術。思想も立場も関係なくそう思う。

  4. 別に最新でもないと思う。先日、個人で1954年度版ゴジラをカラー化して捕まってた人がいたでしょ?

  5. かくのごとき事態を鑑みるに、わが国が被爆したる所以は、真珠湾攻撃に端を発するものなれば、断じて忘却してはならぬ。さらに、満州第731部隊の人体実験や南京大虐殺に象徴される数多の戦争犯罪が、当時の日本人が天皇を現御神と崇め、神聖不壊の御業の名において遂行された事実を、厳密にかつ冷静に想起すべきである。なお、中国は未だ正式なる謝罪を受けていない。😊

  6. 戦争は美化してはならない。
    戦争は忘れてはならない。
    戦争はお互いの正義(主張)のぶつかり合い。
    戦争は政治の延長の先にあるもの。
    戦争は軍隊VS軍隊ではなく、国力VS国力という事を忘れるべからず。
    戦争の攻撃対象は敵の国力。
    戦争があったからこそ、今の日本があり、今の価値観がある現実も忘れるべからず。
    戦った人を英雄視してはならないが、敬意を忘れるべからず。
    戦争は別名開発の母、平和は別名次の戦争の準備期間……つまり備え。
    日本は前大戦で様々な状況を経験し敗戦した……世界一戦争経験豊富な国である。
    人は痛みを知り己や他人を知る。
    戦争は痛みを知り平和を知る。
    戦争を忘れるべからず。
    戦争を学ばないと平和も学べず⚠️

    人も歴史も同じ。
    経験し…
    反省し…
    改善し…
    価値観を更新する…
    そしてまた経験し…反省し…∞
    怠った者または組織の先は……
    「敗」または「滅」あるのみ⚠️

  7. 核爆弾のニュースを見るたび、何処かに国が使ったのかと思う。
    特に戦争大好き〇シアとか、イス●エルとか、凶気の妹様とか……

  8. アメリカは、日本が国体さえ維持出来れば降伏すると分かっていたにも拘わらず、原爆を民間人の頭の上に2発も落とした。

    鬼畜の所業だと思う。早期戦争終結の為に原爆を使用したと言うアメリカの言い分は真っ赤な嘘。

  9. 連合国は戦争が終わって日本を戦争犯罪者として裁いて自国のアジア植民地にもどり植民地支配を再開しましたとさ。

  10. ていうか、二枚目の写真初めて見た😮
    遠くとはいえ、人が一緒に写っているのは衝撃的だ!

  11. W AR
    うちわの多数派の安穏のために生贄奴隷づくりと口封じ銭儲けの伝統芸執着マンネリ化が国力の差に。
    国という概念も悪意ある異訳ヤバい

  12. 原爆といえば、「テレビは核兵器に勝る武器である」というのを思い出しました。意味は良く分かりませんが。

  13. 絶対して欲しかった
    カラーになるとよりリアルでとてもいいと思います
    原爆ドームの中の写真も是非そうして欲しいです