忍者になりきって体を動かしながら楽しむことができる催しが福島県郡山市の科学館で開かれていて、夏休み中の子どもたちでにぎわっています。
この催しは、郡山市の科学館、「高柳電設工業スペースパーク」が企画し、建物内のおよそ200平方メートルの会場には段ボールでつくられた忍者の修行ができる道場が設けられています。
このうち、「からくり鳴子」では空中に糸が張り巡らされ、子どもたちはそこにつるされた鈴を鳴らさないように慎重にかわしながらくぐり抜けてゴールを目指していました。
また、「手裏剣道場」では、子どもたちがゴムでできた手裏剣を忍者の絵が描かれた的を目がけて投げていました。
このほか、忍者の世界をバーチャル体験できるゲームなどで、子どもたちは忍者になりきって楽しんでいました。
福島県会津美里町から訪れた女の子は「祖父が見ている時代劇の影響で忍者に憧れるようになりました。手裏剣を投げるのは難しかったですが忍者になりきれました」と話していました。
この催し、「駅前忍者ゼミナール」は、今月24日まで行われています。
WACOCA: People, Life, Style.