群馬県など4県を管轄する陸上自衛隊第12旅団の新たな旅団長に※ヤナギ裕樹陸将補が着任し「あらゆる事態に即応して、皆様の安全安心を確保したい」と抱負を述べました。
榛東村に司令部があり、群馬、栃木、長野、新潟の4県を管轄する陸上自衛隊第12旅団の新たな旅団長に着任したのは、※ヤナギ裕樹陸将補です。
1日、榛東村の相馬原駐屯地で記者会見を開きました。
※ヤナギ旅団長は神奈川県出身の55歳。
九州や沖縄を管轄する西部方面総監部の幕僚副長や、陸上幕僚監部の人事教育部長などを歴任してきました。
会見の中で、※ヤナギ旅団長は「国内では自然災害が増加しており、空中機動力を高めた第12旅団の機能を最大限発揮して、あらゆる事態に即応し、皆様の安全安心を確保したい。地域に愛され、信頼される第12旅団の育成に全力を尽くす」と抱負を述べました。
また、自然災害の分野で、群馬県が抱える課題について問われたのに対し「火山が多い地域なので、活動の様子など、平素の情報収集や共有を心がけるとともに、できるだけ早く駆けつけられるよう備えることが必要だ」と述べました。
※ヤナギは「柳」の真ん中が「タ」。
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