【写真を見る】富山県の人口 98万7898人(7月1日時点) 15市町村中13市町村で人口減少が進行中…前の月から613人減少

富山県の調査によりますと、7月1日現在の富山県の総人口は98万7,898人で、内訳は男性が48万1,807人、女性が50万6,091人となっています。前月と比較すると0.06%にあたる613人の減少となりました。

世帯数は41万4,648世帯で、前月から289世帯増加しています。

■人口減少の内訳…自然動態で706人の減少

人口減少の内訳をみると、6月中の出生者数は414人で前年同月と比べて15人減少し、死亡者数は1,120人で前年同月と比べて1人減少しました。出生と死亡の差である自然動態では706人の減少となっています。

一方、県外からの転入者数は1,443人で前年同月比217人増、県外への転出者数は1,350人で前年同月比203人増となりました。転入と転出の差である社会動態では93人の増加となっています。

■市町村別の状況…15のうち13市町村で減少

市町村別にみると、15市町村のうち13市町村で人口が減少しました。特に人口減少率が高かったのは朝日町の0.22%減、魚津市の0.21%減、氷見市の0.17%減などとなっています。

一方、わずかながら人口が増加したのは舟橋村(0.09%増)と滑川市(0.01%増)の2つだけでした。

舟橋村では、6月中の自然動態は出生2人、死亡2人で増減なしでしたが、転入者が転出者を3人上回り、総人口が3人増加しました。

■富山市と高岡市で減少数は大きい

令和2年10月の国勢調査時点と比較すると、県全体では4万6,916人の人口減少となっています。特に減少が大きいのは富山市の1万2,233人減、高岡市の7,366人減となっています。

なお、今年10月1日には5年に一度の国勢調査が行われる予定です。

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