天皇ご一家 静岡・下田市で静養 6年ぶり須崎御用邸 国会開会式後に電車で伊豆急下田駅へ
天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが、静岡県の須崎御用邸での静養に入られました。
1日午後8時半すぎ、両陛下と白いワンピース姿の愛子さまは、特別列車で静岡県の伊豆急下田駅に到着し、集まった多くの市民らに出迎えられました。
陛下は、午後に臨時国会の開会式にのぞまれていて、今回の静養は夜遅い電車での到着となりました。
ご一家は、集まった人たちに笑顔で手を振ってこたえ、「先日の津波は大丈夫でしたか」「このあとも暑い日が続きますから、お気をつけて」「久しぶりに海に行くのを楽しみにしています」などと声をかけられていました。
ご一家は、なごやかな雰囲気の中、駅舎で30分ほど交流し、その後、須崎御用邸に向かわれました。
須崎御用邸は、1971年に相模灘のそばに建設された別邸で、愛子さまが子どものころから、ご一家で海水浴などを楽しまれた思い出の場所です。
愛子さまは2022年の成年会見で、須崎での静養について「サーフボードを浮かべて、そこに3人で座る挑戦をして、見事全員で落下した思い出など、お話しし始めると日が暮れてしまうかもしれません」などと笑顔で話されていました。
ご一家で須崎を訪れるのは6年ぶりで、1週間ほど滞在される予定です。
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