8月1日、トランプ米大統領が米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)対象外のカナダ製品に対する関税を25%から35%に引き上げる大統領令に署名したことを受け、カナダのカーニー首相(写真)は失望していると述べた。写真は、パレスチナの国家承認を発表する記者会見に臨む同首相。カナダのオンタリオ州オタワで7月撮影(2025年 ロイター/Patrick Doyle)
[1日 ロイター] – トランプ米大統領が米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)対象外のカナダ製品に対する関税を25%から35%に引き上げる大統領令に署名したことを受け、カナダのカーニー首相は失望していると述べた。
米国の関税は木材、鉄鋼、アルミニウム、自動車に大きな影響を与えるとXに投稿。カナダの雇用を守り、自国製の製品を購入し、産業競争力に投資し、輸出市場を多様化するために行動すると強調した。
米国は関税引き上げについて、カナダが合成麻薬フェンタニルの米国への流入を止められていないことを理由の一つに挙げている。カーニー氏は、カナダはフェンタニルの米国への流入分の1%を占めるに過ぎないとし、流入量をさらに減らすべく取り組んでいると反論した。
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