全国の小学6年生と、中学3年生を対象に行われた「全国学力テスト」の結果が公表され、山梨県では、全体的にはおおむね全国と同じ水準だったものの、「算数」と「数学」で全国平均を下回りました。

「全国学力テスト」は、全国の小学6年生と中学3年生を対象にことし4月に行われ、県内では248校の児童・生徒あわせて1万945人が参加し、31日、結果が公表されました。

それによりますと、小学校・中学校ともに、「国語」と「理科」は全国平均とほぼ同じ水準でした。

一方、小学校では、「算数」が全国平均を下回り、特に分数の問題では、数やことばを使って記述で回答する問いで、全国の平均正答率の23パーセントより4.6ポイント低い、18.4パーセントとなりました。

中学校では「数学」が全国平均を下回り、数量の関係や法則などを考察する問いで、数量を文字を用いて回答する問題に課題があり、全国平均の51.9パーセントより5.3ポイント低い、46.6パーセントとなりました。

また、学習意欲などについて尋ねる調査もあわせて行われ、朝食を毎日食べる割合など、生活習慣に関する項目では全国平均を上回った一方、学校の授業以外で一日あたり1時間以上勉強する割合は、小学生で1.3ポイント、中学生で3.4ポイント下回りました。

県教育委員会は、こうした結果について、多くの教員に共有できるよう、オンラインの説明会を開くなどして、学校現場で、児童・生徒の実情に応じた授業の改善につながるよう、取り組むことにしています。

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