インド、農家保護を表明 農業市場開放巡り米貿易交渉は膠着

インド政府は31日、同国の農業部門を巡り米国との貿易交渉が膠着状態となる中、国内農家を守ると言明した。写真はトランプ米大統領と握手するインドのモディ大統領。ホワイトハウスで2月撮影(2025年 ロイター//Kevin Lamarque)

[ ニューデリー 31日 ロイター] – インド政府は31日、同国の農業部門を巡り米国との貿易交渉が膠着状態となる中、国内農家を守ると言明した。

トランプ米大統領は30日、8月1日からインドからの輸入品に25%の関税を課すと明らかにした。さらに、インドによるロシア製の武器と石油の購入に対しペナルティーを科すと言明した。

両国の交渉は継続しているものの、インドは国内労働力の40%超が農業に従事している状況を踏まえ、農業市場の開放を求める米国に抵抗しており、交渉の争点となっている。

インドのゴヤル商工相は声明で「政府は農家、起業家、(中小企業)の繁栄の保護と促進を最も重視している」とした。

ベセント米財務長官はCNBCとのインタビューで、インドとの貿易協議の行方について「どうなるか分からない。インド次第となるだろう。インドは早期に交渉の席に着いたが、対応は遅れている。そのため、大統領をはじめ、通商交渉チームはインドに不満を抱いているようだ」と述べた。

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