オーストラリアで珍しい発見：体長40センチのナナフシが科学者の注目を集める

知らせ

ガゼタエクスプレス
31/07/2025 13:17

オーストラリアで新たに発見されたナナフシが科学者の注目を集めている。ゴルフボールよりも軽いにもかかわらず、同国でこの種の昆虫としては最も重い可能性があるという。

Acrophylla altaと呼ばれるこの昆虫は、体長40センチメートルに達し、クイーンズランド州北部のアサートン山脈で発見されました。専門家によると、その大きな体格は、生息する生息地の特殊な条件と密接に関係している可能性があるとのことです。

科学誌「Zootaxa」に掲載された記事によると、このナナフシはクイーンズランド州固有種のオオバッタよりも重い可能性があるという。

この発見は、研究者のアンガス・エモットとロス・クープランドによる数晩にわたる捜索の末に行われました。彼らはこの昆虫の雌を非常に高い場所に発見したため、棒を使って降ろさなければなりませんでした。クープランドはそれを注意深く観察し、すぐにこれがこれまで知られていなかった種ではないかと疑いました。

この昆虫は研究のために捕獲され、ケージに入れられ、卵を採取するために餌を与えられた。「ナナフシでは、それぞれの種が独自の卵を持っているため、卵は識別に非常に重要です。」エモット氏は説明する。

彼は、この種がこれまで注目されなかったのは、生息地へのアクセスが困難だったためではないかと考えている。生息地は寒冷多湿な地域にあり、アクセスが困難だったためだ。彼によると、こうした環境がこの昆虫の大型化に影響を与え、この地域の厳しい気候に耐えることができた可能性があるという。.