All About ニュース編集部が全国250人を対象に実施した「北海道・東北地方の穴場秘境に関するアンケート」の調査結果から、夏に行きたい「秋田県の穴場秘境」ランキングを発表! 3位「川原毛地獄」を抑えた同率1位は?
「夏に行きたい秋田県の穴場秘境」ランキング
秋田県には、涼やかな渓谷や静かな山歩きを楽しめる自然景観が点在し、夏の旅にぴったりな穴場がそろっています。
All About ニュース編集部では、2025年7月24〜28日の期間、全国10〜70代の男女250人を対象に、北海道・東北地方の穴場秘境に関するアンケートを実施しました。
その中から、「夏に行きたい秋田県の穴場秘境」ランキングの結果をご紹介します。
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3位:川原毛地獄/41票
秋田県湯沢市に位置する「川原毛地獄」は、硫黄の匂いが立ちこめる日本三大霊地の1つ。中でも川原毛大湯滝は、自然の滝がそのまま天然の露天風呂となっており、適温時期の7月上旬から9月中旬は水温30〜40度前後のぬる湯が楽しめる全国でも珍しい温泉です。山の奥深くにありながら、駐車場から徒歩15分ほどでアクセスできるのも魅力。地熱を体感しながら、非日常的な自然のエネルギーに包まれたひとときを過ごせます。
※遊歩道内では、硫化水素ガス濃度が高くなっている地点が確認されています。安全のため、立ち入り禁止エリアが設けられていることがありますので、散策の際は湯沢市の公式Webサイトで最新情報を必ずご確認ください
回答者からは「東北三大地獄のひとつ。硫黄の香りが漂う荒涼とした風景が広がる」(50代男性/大阪府)、「“地獄”って名前だけど、実は温泉の川で水着で入れるんだよね。しかも自然の中を流れてる温泉ってかなりレア。夏にぬるめの天然温泉でダラける時間が最高すぎる」(30代女性/秋田県)、「仏教に興味がありますので、まるであの世とつながっているかのような地獄のような風景の霊地に、いちど足を運んでみたいと思いました。鬼気迫る、荒涼とした景色を目の前に、今生きているこの現実のことを考えさせられると思います」(40代女性/東京都)といった声が集まりました。
同率1位:白神山地二ツ井コース/49票
秋田県側の世界自然遺産「白神山地」にある二ツ井登山コースは、初心者でも楽しめるトレッキングスポット。原生ブナ林の中を歩く道中は、夏でも木陰が涼しく、森林浴や野鳥観察が楽しめます。山頂からの眺望は絶景で、白神山地のダイナミックな地形と深い緑を一望できます。自然の静けさに包まれた環境で、癒しと発見のある山歩きが堪能できます。
回答者からは「世界遺産のブナ林を楽しみたいから」(40代男性/神奈川県)、「白神山地を一望できるパノラマを楽しみに、比較的楽に登れるコースだから行きたい」(40代女性/長崎県)、「夏に行っても山の中に入るとほぼ日陰なので涼しい。空気も澄んでいるので森林浴がおすすめ。暖かい時期は虫がすごいので対策は必須」(40代女性/新潟県)、といった声が集まりました。
同率1位:抱返り渓谷/49票
同率1位となった「抱返り渓谷」は、秋田県仙北市にある人気の自然散策エリア。全長約1.5kmの遊歩道は、原生林と渓流、吊り橋、滝が連なる絶景ルートで、エメラルドグリーンの水面が目を引きます。中でも見どころの「回顧(みかえり)の滝」までは、整備された道を片道30分ほどで歩くことができ、気軽に涼を感じられるのが魅力。夏でもひんやりとした空気が心地よく、観光と避暑を両立できる穴場です。
回答者からは「ミシュラングリーンガイド掲載されていたので」(40代女性/東京都)、「『東北の耶馬渓』と呼ばれる絶景渓谷。遊歩道や絶景の橋、青い清流、回顧の滝など見どころ満載。夏は新緑と涼しさが魅力で、定番ながら“穴場区間”も多く高い人気」(60代男性/広島県)、「散策ルートからは美しい渓谷や清流、滝など、自然の造形美を堪能できます」(40代男性/山形県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュース編集部の編集者。旅行・カルチャー・エンタメを中心に企画編集を担当し、SNSトレンドやSEOライティングに精通。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
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