ヘチマの魅力 畑で体感 富山県射水市、県外の若者2人 農泊体験

瀧田社長(右奥)が見守る中、ヘチマ畑で作業を行う合田さん(手前右)と宇佐美さん=射水市中野

 富山県外の若者2人が富山県内の農業や地方の暮らしの魅力に触れる農泊体験プログラムが、射水市で行われている。29日はヘチマの生産から商品の製造販売まで手がける「へちま産業」(同市中野、瀧田秀成社長)で農作業を体験した。

 地域課題の解決に取り組む一般社団法人とやまのめ(同市西高木、中谷幸葉(こうよう)代表理事)が、県外の若者に射水の魅力を感じてもらい進路選択の幅を広げる機会を提供しようと企画。28〜30日の日程で、高校1年生の合田(ごうだ)佳乃子さん(15)=新潟=と、大学3年生の宇佐美天音(てのん)さん(20)=東京=が参加した。

 2人は、瀧田社長からヘチマ栽培や同社の商品について説明を受け、畑に向かった。地面をはうように伸びた茎や葉を切り取り、葉からエキスを採取できることなどを教わった。とやまのめが拠点を置く古民家でDIY(日曜大工)やバーベキュー、流しそうめんも体験。30日は新湊地域の内川散策や空き家見学を行う。

 合田さんは「ヘチマから化粧品ができる過程を学べて良かった」と笑顔を見せ、宇佐美さんは「間近で見たことがなかったヘチマの大きさに驚かされ、育て方も興味深かった」と話した。瀧田社長は「若い人の力が必要。将来、一緒に栽培したいという人が出てくればうれしい」と期待した。

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