米電気自動車(EV)大手テスラは韓国の電池メーカー、LGエナジーソリューションと43億ドル(約6370億円)相当のリン酸鉄リチウム(LFP)電池の調達契約を結んだ。事情に詳しい関係者が明らかにした。テスラと韓国企業との提携は今月2件目となる。

  この関係者は30日、LFP電池はLGエナジーの米国工場で製造されるが、車両ではなくエネルギー貯蔵システム(ESS)向けになると述べた。非公開情報を理由に、匿名を条件に語った。

  テスラは今月、韓国のサムスン電子と165億ドルの半導体製造契約を結んでいた。

  一方、米国でのエネルギー貯蔵事業拡大を図るLGエナジーにとっても今回の契約は重要な意味を持つ。同社はすでにテネシー州にあるゼネラル・モーターズ(GM)との合弁工場でLFP電池の増産を計画している。

  テスラとLGエナジーの合意については、ロイター通信が最初に報じていた。

  LGエナジーはこれに先立ち、当局への届け出で、2027年8月からの3年間、LFP電池を海外に供給する総額5兆9000億ウォン(現在のレートで約6320億円)の契約を結んだと開示していたが、供給先や用途には言及していなかった。

  LGエナジーは守秘義務規定を理由に、それ以上のコメントを控えた。テスラにコメントを求めたが、すぐに返答はなかった。

  30日のソウル市場でLGエナジーの株価は一時2.4%下落した。投資家の利益確定売りが出たとみられる。その後、反発している。

原題:Tesla Signs $4.3 Billion Battery Supply Contract With LG Energy(抜粋)

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