7月29日、オランダの医療機器大手フィリップス は、米国と欧州連合(EU)が貿易交渉で合意したことを受けて、米国の輸入関税による影響の見通しを1億5000万─2億ユーロ(1億7300万─2億3200万ドル)に引き下げた。アムステルダムで2019年1月撮影(2025年 ロイター/Eva Plevier)
[29日 ロイター] – オランダの医療機器大手フィリップス (PHG.AS), opens new tab は29日、米国と欧州連合(EU)が貿易交渉で合意したことを受けて、米国の輸入関税による影響の見通しを1億5000万─2億ユーロ(1億7300万─2億3200万ドル)に引き下げた。
従来は2億5000万─3億ユーロと予想していた。
フィリップスは発表文で、関税の影響は「変化しており、今後も変動が続く」との見方を示した。
また、中核利益の指標である調整後の利払い・税・無形固定資産償却前利益(EBITA)の利益率予想を従来の10.8%─11.3%から11.3%─11.8%に引き上げた。
第2・四半期の調整後EBITA利益率は12.4%と、同社がまとめたアナリストの平均予想(9.9%)を上回った。売上高は43億ユーロで予想と一致した。
The multiple donuts chart shows Philip’s 2024 yearly sales by region and unit.
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