静岡県が「ゆるキャン△」スタンプラリーの経済波及効果を発表(画像は公式ポスター)

 静岡県は、10月~2025年2月にかけて行なったTVアニメ「ゆるキャン△」とのコラボスタンプラリー経済波及効果が推計4億9810万円にのぼると発表した。

 県内全域40か所を巡り、県公式観光アプリ「TIPS」でデジタルスタンプを集めると、キャラクターARや声優サイン入りポスター、県内宿泊券、特産品などが当たるというイベントで、県内外から8330人が参加。消費した金額を費目別でアンケート調査したところ、宿泊などの対個人サービス(2億1585万円)を中心に、運輸・郵便(9707万円)や商業(4902万円)など幅広い産業に効果が及び、2021年に行なった同スタンプラリーの経済波及効果を上回る結果となった。

 山梨県・静岡県などを舞台に女子高校生たちがキャンプやゆるやかな日常を楽しむ姿を描いた“ゆるキャン”。「モデル地をほぼ楽しめた」「知らなかった観光地を知ることができた」といった感想が半数を超え、各市町との連携やSNSなどを使った積極的なPRも一因となり、新たな誘客や周遊の促進につながったとしている。

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