人工知能(AI)スタートアップのコヒアは、カナダの通信大手BCEのサービスに自社のAIモデルを組み込むことで合意した。
両社の24日の共同発表資料によると、この提携により、コヒアはBCEのベル・カナダ部門を通じて、「エンタープライズグレード」のAIサービスを企業や政府機関に提供できるようになる。また、ベルの法人顧客は独自にAIインフラを管理することなく、AIエージェントの構築や業務の自動化が可能になる。
コヒアのエイダン・ゴメス最高経営責任者(CEO)はインタビューで、「カナダの企業から、この技術の導入は急務だとの声が寄せられている。これは社内の生産性を高めるための鍵だ」と語った。
2019年に設立されたコヒアは、カナダ最大のスタートアップの一角。昨年の資金調達ラウンドで、同社の企業価値は約55億ドル(約8200億円)と評価された。
トロントやサンフランシスコ、ロンドン、ニューヨークに拠点を構える同社は、大規模言語モデル(LLM)を構築し、それを企業向けにカスタマイズしている。出資者には米エヌビディアをはじめとする有名企業が名を連ねる。
ブルームバーグ・エル・ピーは、BCEのメディア部門とコンテンツ提携を結んでおり、同部門はカナダでBNNブルームバーグ・テレビジョンを所有している。
原題:Nvidia-Backed Cohere Strikes AI Deal With Telecom Firm BCE (1)(抜粋)
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