[ブラジリア 28日 ロイター] – ブラジルの6月の銀行融資は伸びが鈍化した。高金利が借入を圧迫し、債務不履行率が押し上げた。

ブラジル中央銀行の28日の発表によると、融資残高は前月比0.5%増の6兆7000億レアル(1兆2000億ドル)、前年同月比では10.7%増と5月の11.8%から伸びが鈍化した。

特定目的以外の消費者向け・企業向け融資の広範な債務不履行率は5.0%と、前月の4.9%から上昇、2018年2月以来の高水準となった。

融資スプレッドは31.6%ポイントで横ばいだった。

中銀は信用の伸びがさらに鈍化すると予想、年末までの前年比伸び率は8.5%と、2024年の11.5%を下回るとみている。

中銀は6月に政策金利を約20年ぶり高水準の15%に引き上げ、昨年9月にインフレ対策として始めた金融引き締めサイクルを延長した。既に450ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されている。

次回の金利決定は30日に発表される。大半のアナリストは、中銀が最近「非常に長期にわたり」金利を据え置くと示唆したことを受け、利上げを一時停止すると予想している。

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