鉄道業界の人材確保につなげようと石川県の第3セクター「IRいしかわ鉄道」は29日、高校生を対象に職場見学会を開きました。
「IRいしかわ鉄道」は北陸新幹線と並行する在来線の区間をJRから引き継ぎましたが、今後10年以内に社員の半数近いおよそ200人の出向社員がJRに戻る計画となっています。
このため新たな担い手として期待される高校生に働き方や魅力を紹介しようと、金沢市にある本社で今回初めて職場見学会を開き、県内の高校生18人が参加しました。
この中で、高校生たちは施設内に停車した車両を訪れ、3か月に1回行われる車両検査の説明を受けたあと、台車のボルトが緩んでいないかハンマーでたたいて音を確認する「打音検査」を体験しました。
また、車両の運転席ではパネルを操作して列車の正面や車内に行き先などを表示させたり、足元のペダルを踏んで警笛を鳴らしたりする操作を体験していました。
参加した高校3年の男子生徒は、「いつも乗っている電車が多くの人に支えられていることが分かりました。車掌や運転士になって地域の鉄道を支える仕事をしたいです」と話していました。
IRいしかわ鉄道の採用担当の佐々木英雄さんは「思ったより関心を示してくれてうれしい。1人でも鉄道業界の担い手になってほしいです」と話していました。
WACOCA: People, Life, Style.