●夏の高気圧が西日本で強い状態 台風は近づかず 県内は猛暑続く
●連日の強烈な日ざし+地面に蓄積された熱で 今週はいっそう猛烈な暑さに
●県内の観測史上最高気温の記録を更新のおそれも
==========
猛烈な暑さが止まらないどころか、ますます拍車がかかっています。週明けのきょう28日(月)も最高気温35度以上の猛暑日が続出。徳佐は7月の観測史上最高気温の記録となったほか、今年の猛暑日の日数は広瀬は25日、玖珂は21日、山口市内も20日を数え、かなり厳しい暑さの日々を重ねてきたことを物語っています。
その猛暑、そして夏空をもたらす夏の高気圧のエリアが、日本付近に大きく広がっています。南の海上には8号、9号と2つの台風がありますが…
週末、いったん衰弱したものの昨夜、再び発達した台風8号は、沖縄本島付近を通過した後、大陸方面へと進んでいく見込み。
小笠原諸島に接近中の台風9号は、目先しばらく動きが遅いものの、今週末頃にかけては本州の東の海上へと進む予想で、8号、9号、どちらも西日本に直接、影響することはありません。むしろ台風を寄せ付けないほど、夏の高気圧が、まだまだ、かなり強い見通しです。
連日の強烈な日ざしと、これまでの猛暑続きの日々での地面に蓄積された熱により、今週このあとは、暑さはいっそう猛烈なものに…最高気温が、今週半ばから後半は山口市内で38度、広瀬で39度もうかがうほどになる見通しで、去年、広瀬で観測した県内の観測史上最高気温の記録、39度ちょうどを、塗り替えてしまうかもしれません。
経験のない暑さとなるおそれ、ということも踏まえながら、体調の不安を感じたら躊躇なく、しっかり身体を休める、など、尋常ではない、この暑さから、出来る限り最大限の身を守る生活でしのいでください。
うんざりしてしまうほど、あす29日(火)も強烈な日ざしが照りつけ、日中の気温はあちらこちらで35度以上。山口や岩国は36度、広瀬は38度と、また一段と猛暑に拍車がかかりそうです耐え難い昼間の暑さから、出来る限り身を守る対策を万全に。朝晩の、多少猛暑が和らぐ時間を、有効活用していきましょう。
WACOCA: People, Life, Style.