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2024年7月27日
山形・秋田で記録的大雨
公明、被害現場へ急行し調査 

1人死亡、3人不明最上川で氾濫も 

浸水、設備損壊が深刻 

山形・酒田市で庄子氏ら

梅雨前線の影響で山形、秋田両県では、25日から26日明け方にかけ記録的な大雨となった。国土交通省によると、山形県戸沢村の最上川中流では明け方に氾濫が発生。秋田県で1人が死亡、1人が行方不明となったほか、山形県では2人が行方不明となった。早期復旧へ現場の実情を探ろうと、公明党議員は26日、現場に急行した。

農家から被災状況を聴く庄子氏(中央)と矢口市長(左端)ら=26日 山形・酒田市

公明党の庄子賢一衆院議員は26日、記録的大雨で河川氾濫が相次いだ山形県酒田市へ急行。党山形県本部(代表=菊池文昭県議)の議員と被害状況を調査した。

一行は、荒瀬川の氾濫で地区の一部が孤立した八幡地区を視察。同地区では、橋が崩落した上、周辺の農業用ハウスの損壊が相次いだ。床下浸水の被害を受けた八幡保育園では堀ゆかり園長から「乾燥、消毒をして園を再開するのに時間がかかる」との窮状を聴いた。

日向川が氾濫し、浸水被害が相次いだ西荒瀬地区では農家の佐藤喜紀さんから課題を聴取。佐藤さんは「トラクターと田植え機が浸水し、整備点検をしないと使えるかどうか分からない。再購入には多大な費用がかかる上、畑も水没し今年の収穫も不安だ」と述べた。

視察に同行した矢口明子市長は、庄子氏らに対し「広範囲で被害が発生しており、激甚災害の早期指定を」と要望。庄子氏は「現場に寄り添った支援に総力を挙げる」と応じた。視察には菊池県代表、佐藤猛、遠田敏子の両市議が参加した。

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