秋から冬にかけて和歌山市内中心部の街路樹を沢山のLEDライトで輝かせる「KEYAKI LIGHT PARADE2025」が、11月23日から2026年2月28日まで開催されることになりました。
ケヤキ・ライト・パレードは、地元の商工業者や自治体などで構成する実行委員会の主催で、2023年から毎年、和歌山市中心部のけやき大通りで開かれているライトアップイベントです。
3回目となる今回は、これまで和歌山駅から和歌山城までだったイルミネーションの範囲を、1キロほど延長して和歌山市駅までとし、435本の街路樹におよそ130万球のLEDを設置することにしていて、前回、日本一となった規模をさらに上回る見込みです。
あわせて、期間中は、沿道や周辺のおよそ200の飲食店や、パフォーマンスグループなども協力して、秋から冬のナイトウォークを促進する店舗展開や、ダンスイベントなども行われます。
開会式は、11月23日の夕方に和歌山市の公園前周辺を歩行者天国にして行う方向で調整しています。
実行委員会の古澤良祐委員長は「私たち民間が和歌山を誇りに思える街にすることで、外部からも来てもらえるようになると信じています。継続することが重要で、できるだけ多くの人たちと一緒に作り上げたい」と意気込みを語りました。
和歌山大学経済学部の足立基浩教授の研究室が行った調査によりますと、前回のケヤキライトパレードの経済波及効果は、98日間でおよそ2.1億円に上ったということで、実行委員会では、今回はこれを上回る効果を目指しています。
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