メタプラネット米国事業を再編、持株会社「Metaplanet Holdings」を設立

メタプラネットは7月25日、米フロリダ州に完全子会社となる新たな持株会社「Metaplanet Holdings Inc.」を設立すると発表した。

同社はビットコイン・トレジャリー事業を積極的に推進しており、直近の7月14日には797BTCを追加購入し、総保有量を1万6352BTC(総購入額2396億1600万円相当)にまで拡大させている。

今回の組織再編は、本年5月1日の米国子会社「Metaplanet Treasury Corporation」設立に続くものであり、このビットコイン事業における国際的な組織体制の強化と効率化を目的とするものであるという。

今回の決定に基づき、メタプラネットは先に設立したMetaplanet Treasury Corporationの全株式(7億1550万ドル相当)を、現物出資の方法を用いて新設の持株会社に移管する。

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これにより、Metaplanet Holdings Inc.がMetaplanet Treasury Corporationの直接の親会社として機能する新たなグループ体制が構築されるとのことだ。

新設されるMetaplanet Holdings Inc.はフロリダ州マイアミ市に拠点を置き、持株会社としての機能およびグループ全体の戦略的監督を担う。

メタプラネットは今後の計画として、この新しい持株会社のもとで、デリバティブ関連事業に特化した第2の子会社の設立も予定していると明らかにした。

|文:栃山直樹
|画像:同社Webサイトから(キャプチャ)

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