「ブルガリ(BVLGARI)」は9月17日〜12月15日、東京・六本木の国立新美術館で展覧会“ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧”を開催する。同展は、色彩豊かな約350点のジュエリーを出品し、同ブランドの“色彩の革命”を3章に分けて解き明かす。“ブルガリ・ヒストリカル・アーカイブ”からの資料、没入型インスタレーション、アート作品なども展示する。
希少なジュエリーを多数出品
“ブレスレット”
バングル”
“ビブ”ネックレス
ペンダントイヤリング
第1章“色彩の科学”では、ジュエリーを通して色彩の相互作用を明らかにする。イタリア国外ではこれまで展示されたことのない、オレンジ色のスペクトルを放つ“ブレスレット”や、サファイア、ルビー、ダイヤモンドをあしらった“バングル”、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンドを組み合わせたネックレスとイヤリングのセットを紹介する。
“ネックレス”
第2章“色彩の象徴性”では、色の文化的・象徴的な側面を掘り下げ、色彩の選択を通じてどのように意味や感情を伝えられるのかを考察する。注目作品は、10年前にも東京で展示された、プラチナにダイヤモンドと7つのエメラルドをあしらった“セブン・ワンダーズ”と呼ばれる“ネックレス”だ。
“コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット”
“セルペンティ”イブニングバッグ
第3章“光のパワー”では、色を感知する際の光の役割に焦点を当て、特にシルバーやゴールドといった反射する素材において光がどのように作用するかを観察する。ここでは「ブルガリ」の色彩と物語を象徴する多くの色石を用いた“コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット”や、金細工の技量を体現する“セルペンティ”イブニングバッグを展示する。
3人の女性アーティストによる作品も
「Onogoro Stone Ⅲ」
またアート作品として、ララ・ファヴァレットによる回転する洗車ブラシで構成されるインスタレーション「レベル」、森万里子による古事記に着想を得た「Onogoro Stone Ⅲ」、中山晃子による流動的なフォームを空間全体に投影するインスタレーション「Echo」が登場する。
イベント概要
■“ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧”
日程:9月17日〜12月15日
開館時間:10:00~18:00(金・土は20:00まで)
休館日:火曜日(9月23日を除く)・9月24日
場所:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
観覧料:一般 2300円/大学生 1000円/高校生 500円
WACOCA: People, Life, Style.