メキシコ 米国在住移民の支援で宝くじを販売

メキシコ市の国立宮殿で、宝くじのデザインを披露するメキシコのクラウディア・シェインバウム大統領(右、2025年7月25日撮影)。(c)AFP PHOTO / MEXICAN PRESIDENCY PRESS

【AFP=時事】メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領は25日、米国のドナルド・トランプ大統領による取り締まりの影響を受けた移民を支援するため、資金を募る宝くじを発表した。

約1200万人のメキシコ人が米国に住んでいるが、トランプ大統領は1月の再任以降、厳しい反移民政策を進めている。

シェインバウム大統領は、宝くじが「移民の兄弟姉妹にささげられる」とし、トランプ氏による取り締まりに巻き込まれた国民に対して、必要な領事に関する支援をすべて提供すると述べた。

「当せん金の残りは、米国にいる移民への支援を強化するために、われわれの領事館を通じて使用される」

宝くじの当せん金総額は4億2500万ペソ(約33億8000万円)で、抽選は9月15日に行われる。
【翻訳編集】AFPBB News

WACOCA: People, Life, Style.