フランス全土で行われる祝賀イベント
フランスでオリンピックが開催されるのは100年ぶりのこと。パリ2024はこの歴史的な機会にふさわしいイベントを予定している。5月8日からパラリンピックが終了する9月8日まで、聖火は大会の熱気を伝えることになるだろう。
オリンピック・パラリンピックの2つの聖火リレーは、「祝賀」と「共有」をテーマに、オリンピック聖火リレーではコンサート5公演、パラリンピック聖火リレーではコンサート1公演がコカ・コーラ社とともに企画されている。コンサートには、「コーク・スタジオ(Coke Studio)」の専門家たちによって選ばれたフランス語圏のアーティストが出演し、新しい世代に愛され、多岐にわたるスタイルやジャンルのアーティストたちが祝賀ムードを盛り上げる。
パリ2024組織委員会のトニー・エスタンゲ会長は、「前回のパリオリンピックから100年を経て、フランスはオリンピックを迎える準備が整いました。近代オリンピックの創始者であるピエール・ド・クーベルタンの国であり、オリンピズムと非常に強く特別なつながりを持つこの国で、第33回オリンピックを開催することは、大きな誇りであり名誉でです」と話した。
「1900年のパリ大会で初めて女性選手が参加し、1924年のパリ大会では初めて選手村が建設されました。フランス・パリで3度目の大会が開催されることで、素晴らしいオリンピックの歴史に新たな1ページを刻む準備が整いました」
「IOCとトーマス・バッハ会長の長年にわたる絶え間ない援助とサポートのおかげで、私たちは華々しいだけでなく、特に環境的な観点からより責任ある大会を構想することができました。より格別な大会となることでしょう。一緒に素晴らしい大会を作りましょう」と続けた。
祝賀イベントはフランス全土で開催され、誰でも参加することができる。大会公式アプリでは5月8日に「大会マップ」の公開を予定しており、その地図を通じて最寄りのイベント会場を知ることができる。
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