ロシア、ガソリン輸出規制を強化へ=関係筋

 7月24日、3人の業界筋がロイターに語ったところによると、ロシア政府はガソリン価格上昇に対応するため、燃料生産業者を含むガソリン輸出規制を数日以内に導入する構えだ。写真は2023年6月、南東部タタールスタン共和国の油田で撮影(2025年 ロイター/Alexander Manzyuk)

[モスクワ 24日 ロイター] – 3人の業界筋が24日にロイターに語ったところによると、ロシア政府はガソリン価格上昇に対応するため、燃料生産業者を含むガソリン輸出規制を数日以内に導入する構えだ。

現在、ロシア政府による規制は再販業者によるガソリン輸出のごく一部にしか適用されておらず、石油会社は依然として海外での販売が認められている。

関係筋の1人は「今のところの予定は8月と9月だ」と指摘。別の関係筋は、禁止令は28日に発表される可能性があると述べた。

ロシア主導の旧ソ連5カ国のグループであるユーラシア経済連合(EAEU)加盟国や、ロシアが燃料供給に関する政府間協定を結んでいるモンゴルなどへの供給は規制対象から除外される見込みだという。

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