バルセロナ(ロイター)

 バルセロナが急転して来日する可能性が出てきた。親善試合・神戸戦(27日・ノエスタ)を予定していたが、24日未明に突如中止を発表。二転三転の事態となっている。

 スペイン紙「マルカ」によると「日本での試合が中止になってからわずか12時間余りで、チームは移動に踏み切った」という。

 チームは練習施設でトレーニング後、クラブハウスをあとにして空港に向かうかどうか待機している状況。クラブ関係者はマルカ紙に「日本へ向かう可能性は90%ある」と語ったという。

 今回の騒動は、日本時間24日未明にバルセロナの公式サイトが「プロモーターによる重大な契約違反のため、来週日曜日に日本で予定されている試合への参加を中止せざるを得なくなったことを発表する。今回の出来事と、日本のバルサファンの皆様への影響について遺憾に思う」などと突如中止を発表した。

 神戸の「クラブ創設30周年記念チャリティーマッチ」として位置づけられ、主管は神戸とRソシエダ(スペイン)やS・ランス(フランス)のスポンサーを務めるヤスダグループとなっていた。

 中止を受け、韓国側のプロモーター「D―Drive社」のCEOソル・ハム氏が急きょ声明文を発表。FCバルセロナアジアツアー2025のゼネラルマネジャー及び公式プロモーターを務める同社によると「この試合は当初、レアル・ソシエダのメインスポンサーであるヤスダグループによって提案され、日本で開催される予定でした。試合に関する全額を受け取る予定でしたが、最終的に資金は届きませんでした」と支払い期限が遵守されなかったと明らかにした。

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