ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は、物価圧力が想定通りに和らげば政策金利をさらに引き下げる用意がある。同中銀のチーフエコノミスト、ポール・コンウェイ氏が24日、明らかにした。
NZ中銀は9日の会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を3.25%に据え置いた。
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コンウェイ氏はウェリントンでの講演で、「中期的なインフレ圧力が想定通りに推移すれば、さらに利下げする余地がある」と発言。「状況を注視しており、分析を常に更新し、必要に応じてOCRを調整する準備が整っている」とした。
多くのエコノミストは、NZ中銀が来月の会合で利下げサイクルを再開し、0.25ポイントの追加利下げを実施すると予想。金融市場が織り込む次回会合での0.25ポイント利下げ確率は85%となっている。NZ中銀の直近の予測では、年末までに政策金利が3%を下回る可能性が示唆されている。
このほかコンウェイ氏は、米国の関税措置がニュージーランドの輸出品に対する世界の需要を押し下げ、同国経済にマイナスの影響をもたらし、中期的なインフレ圧力を抑制するとの見解を示した。
原題:RBNZ Says Ready to Cut Rates Further If Price Outlook Eases (1)(抜粋)
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