高知県立林業大学校(隈研吾校長、高知県香美市)は、建築を専攻する学生に向けて高知の森林と木造建築を学ぶ3日間の集中講座「サマースクール」を、8月18日~20日に開催する。

高知のCLT木造建築や、建築家・隈研吾校長が手がけた梼原町の建築群を見学。雲の上のギャラリー、梼原町役場、ゆすはら座、雲の上の図書館、まちの駅「ゆすはら」(マルシェ・ユスハラ)を、隈研吾建築都市設計事務所解説のもと訪問する。また、2000年に森林認証FSCを取得した梼原町の森林と森林組合の製材工場も見学する。

実践的なカリキュラムで林業、木材産業、木造建築の基礎から専門的な技術まで学ぶことができる同校の授業を聴講できるプログラムで、幅広い知見を得られる機会を提供する。「ゆすはらの森」の訪問を通じて、森林率日本一の高知県の豊かな森林環境を体験することができる。

参加費無料(宿泊費・飲食費等は自己負担)、滞在費用は約1万5000円(2泊2夕食付・梼原町「遊友館」)。定員15人程度。申込期限は8月8日まで。

詳細、申し込みはこちらから。

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