イギリス人のステファノさん【写真:Hint-Pot編集部】
日本人にとって当たり前の光景に、新鮮さを覚える外国人は少なくありません。ときには母国と比較し、日本の良さを実感することもあるようです。初めて日本を訪れたというイギリス人男性は、滞在中に印象的だったことがあるそう。いったい、どんなことなのでしょうか。
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「ずっと“行きたい国リスト”のトップ」 念願叶って初訪日
イギリスからやってきたステファノさん。カメラを肩にぶら下げ、東京の街中を熱心に撮影していました。
今回が初めての訪日で、2週間の滞在を予定しているそう。東京のほか岐阜、広島、京都、大阪をめぐり、ひとり旅を満喫。「日本はずっと“行きたい国リスト”のトップにあったんだ」と笑顔で話してくれました。
日本へ来て「西欧文化とは、マナーや人との交流の仕方、暮らし、何もかもが違うなぁと思うよ」と、母国との違いに驚いているというステファノさん。魅力的なところもある一方で、少し寂しさを感じたようです。
「日本のトイレやコンビニエンスストアの良さは有名だよね。それに加えて、街全体が静かで、礼節がある。でもその代わり、見知らぬ人とのちょっとした会話や交流があまりないと感じたかな。それが恋しいなと思うこともあるけど、どちらの良さもあると思っているところだよ」
日本人の公共マナーの良さは、世界中から高く評価されています。また、礼儀正しく、敬意を持って人と接する日本人に感銘を受ける外国人も少なくありません。ただ、人との距離感を大切にする姿に、ステファノさんは控えめな印象を抱いたようです。
これから団体ツアーにも参加する予定だというステファノさん。残りの滞在で、日本人との小さな交流も楽しめるといいですね。
(Hint-Pot編集部)
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