画像は「hummel」の国内総代理店であるエスエスケイが2015年からスタートしたピースユニフォームなどを組み合わせたマッシュアップピースユニフォーム、売上の一部が広島県サッカー協会に寄付されて平和学習などに活用される(画像左は広島県サッカー協会の宗政潤一郎会長)

 

公益財団法人 広島県サッカー協会の宗政潤一郎は7月18日、広島市の松井一実市長を表敬訪問したのち、市役所所記者クラブ内で会見を開き「HiFA(ハイファ)平和祈念2025」開催についての詳細を発表した。

 

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Balcom BMW 平和祈念サッカー開催に向け、公益財団法人 広島県サッカー協会の宗政潤一郎会長が広島市の松井一実市長を表敬訪問
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会見では宗政潤一郎会長が「世界の様々な場所で紛争が起こっている中、被爆80年、戦後80年の節目の年に、人に対する優しさを忘れずフェアプレーの精神を常に持ち、サッカーを通じて平和の大切さを発信したい」と「HiFA(ハイファ)平和祈念2025」の意義を強調した。

また、前年まで8月に開催していた4つの大会のうち、酷暑対策として<Balcom BMW CUP広島女子サッカーフェスタ >を9月に、<Balcom BMW CUP広島国際ユースサッカー」を2026年2月に開催することが発表された。

 

HIFA 平和祈念2025開催日程(いずれも入場無料)

Balcom BMW PEACE MATCH(U-15)
8月7日(エディオンピースウイング広島)※8月8日平和学習
参加チーム 広島県選抜U-15、長崎県選抜U-15

U- 12デンタルサッカーフェスタ(U-12)
8月23日(ホットスタッフフィールド広島、サンフレッチェビレッジ広島第一球技場・補助競技場)
8月24日(エディオンピースウイング広島、観音新町運動広場)
※8月22日 平和学習
参加チームは24
広島県…尾三支部トレセン、福山支部トレセン、中区トレセン、北支部トレセン、サンフレッチェ広島FCジュニア、広島支部トレセンRED、広島支部トレセンWHITE、南支部トレセン、西支部トレセン
韓国…DAEGU FC U-12
沖縄県…那覇市
鹿児島県…太陽スポーツクラブU-12
長崎県…長崎市トレセン
島根県…出雲支部トレセン
鳥取県…鳥取KFC
山口県…愛宕サッカースポーツ少年団、秋月サッカースポーツクラブ
岡山…衣笠地区トレセンU12
高知県…エストレーラス高知
愛媛県…新居浜市U12選抜
兵庫県…神戸北トレセン
大阪府…山田くらぶ
石川県…輪島サッカークラブジュニア
千葉県…行徳SC

Balcom BMW CUP広島女子サッカーフェスタ(U-16 女子)
9月20日、21日、23日(ホットスタッフフィールド広島)
※9月23日 平和学習

Balcom BMW CUP広島国際ユースサッカー(U-17)
2026 年 2月20日、21日、22日、23日(サンフレッチェビレッジ広島第一球技場)
※2月21日平和学習

HiFA 平和祈念2025 U-18 SPECIAL MATCH HiFA (U-18)
8月3日(みよし運動公園)

HiFA 平和祈念2025 大学女子サッカーピースマッチ (U-22)
8月25日(広島経済大学フットボールパーク)
※8月26日平和学習 学生交流会(エディオンピースウイング広島)

 

また、被爆80年の夏を迎えた今回は8月7日のBalcom BMW PEACE MATCH(午後5時30分キックオフ)当日、午後3時からエディオンピースウイング広島4階ラウンジで<〜 平和のバトン(被爆80周年 平和シンポジウム)>を開催することも発表された。公益財団法人 日本サッカー協会の宮本恒靖会長と日本代表の森保一監督がゲストとしてシンポジウムに参加する。その後、レセプションが エディオンピースウイング広島2階 ラウンジであり、午後4時45分からの<平和祈念2025 Balcom BMW PEACE MATCHセレモニー>にも宮本会長、森保監督は参加する。

<〜 平和のバトン(被爆80周年 平和シンポジウム)>
場 所 : エディオンピースウイング広島4階ビジネスラウンジ
内 容 : 被爆80周年 広島でスポーツと平和について考えるシンポジウム
参加者 : 湯﨑 英彦 (広島県知事)
宮本 恒靖 (日本サッカー協会 会長)
森保 一 (日本代表 監督)
殿村 育生 (長崎県サッカー協会 会長)
宗政 潤一郎 (広島県サッカー協会 会長)

<平和祈念2025 Balcom BMW PEACE MATCHセレモニー>
場 所 : エディオンピースウイング広島
内 容 : 開会宣言・主催者挨拶・広島市副市長挨拶・平和宣言・来賓紹介
キックインセレモニー・インタビュー
ゲスト : 中井 幹晴 (広島市副市長)
宮本 恒靖 (日本サッカー協会 会長)
森保 一 (日本代表 監督)
殿村 育生 (長崎県サッカー協会 会長) 他

 

Balcom BMW PEACE MATCH使用ユニホームについて

今回もデンマークのスポーツブランド「hummel」が、エキップメントパートナーとしてピースユニフォームを用意した。同PEACE MATCHは2019年に広島と長崎の中学生のマッチでスタートした。昨年までのユニホームでは原爆ドームと平和祈念像をモチーフに、被爆者への追悼や平和への願いを込め、戦争の恐ろしさも踏まえたデザインだったが、被爆80年イコール日本において平和80年も意味することから「PEACE ∞ FOREVER」(末広がりの平和を繋げる)をコンセプトに柔らかいタッチのイラストで平和を表現することを目指し、原爆ドームと平和祈念像のほか折り鶴や鳩、デイジーなどの平和のモチーフをシャツ全面にイラストで散りばめた。背面にはこのマッチのメッセージでもある「SHARE THE PEACE」をプリントした。

「hummel」の国内総代理店であるエスエスケイでは、2015年からスタートしたピースユニフォームなどを組み合わせたマッシュアップピースユニフォームの予約販売を行い売上の一部を広島県サッカー協会に寄付、平和学習などに活用される。

hummel(ヒュンメル)
デンマークのスポーツブランド。世界で初めてスタッド付きスパイクを発案、1923年に誕生した。革靴でサッカーをしていた当時に、まっ平らな靴底にスタッドを付けてグリップ力の飛躍的向上をもららした。そこで、重すぎるため理論上は飛べないとされる「マルハナバチ」(ドイツ語でhummel)が努力して飛べるようになったという逸話を重ね合わせてブランド名とロゴに採用した。100年に及ぶ歴史を経て、現在は「Change the World Through Sport」を掲げ、独自のブランドストーリーを展開中。

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