7月22日、中国人民銀行(中央銀行)が発表したデータによると、中国の不動産融資残高は6月末時点で前年同期比0.4%増の53兆3300億元(約7兆4300億ドル)と、2023年6月以来2年ぶりの高水準だった。写真は人民元紙幣と中国の旗のイメージ。2017年5月撮影(2025年 ロイター/Thomas White)
[北京 22日 ロイター] – 中国国家外貨管理局の李斌副局長は22日会見し、人民元相場について、今年に入ってから合理的でバランスの取れた水準で取引されており、安定を維持する条件が整っているとの認識を示した。
「政策の観点から、中国は外国為替市場におけるカウンターシクリカル(景気変動抑制的)な調整について豊富な経験を蓄積しており、政策手段の十分な備えもある」と述べた。
また、「外部からのショックやリスクを予防・解決する」規制当局の能力も強化されていると指摘。「為替市場の安定した運営を維持し続ける自信と能力を持っている」と付け加えた。
海外投資家が第2・四半期に国内株式・債券の保有を全体として純増させたとも述べた。外貨市場の需給は基本的に均衡しているという。
現時点で「不合理な」取引活動は確認されていないとも述べた。
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