7月22日は、はきものの業界団体が定めた「げたの日」です。
特産の日田げたで知られる日田市では、地元の人が巨大なげたを据え付けたみこしを担ぐ催しが行われました。

7月22日は、一般的なげたのサイズが7寸余りであることと、げたの歯が漢数字の「二」と似ていることにちなんで「げたの日」とされています。

これにあわせて特産の「日田げた」で知られる日田市の神社では、使い古されたり壊れたりしたげたに感謝する行事が行われ、製造業者など、およそ40人が、神職があげた祝詞に続いて玉串をささげました。

この後、日田げたを履いたダンスで日田市をPRしているグループのメンバーが、地元に伝わる盆踊りの曲、「水郷音頭」などを披露しました。

そして、参加した子どもなど8人が、長さおよそ1メートル、幅およそ30センチの巨大なげたを据え付けたみこしをかついで、本殿の周りを1周しました。

大分日田げた組合の伊藤高広組合長は「足を締めつける靴と違って、げたは開放感のある履物なので、小さい頃からなじんでもらいたい」と話しています。

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