世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは20日、フランスのミュレからカルカソンヌまでの第15ステージを行い、ティム・ウェレンスが3時間34分9秒で区間を制した(2025年 ロイター)
[カルカソンヌ(フランス) 20日 ロイター] – 世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは20日、フランスのミュレからカルカソンヌまでの第15ステージ(169.3キロ)を行い、ティム・ウェレンス(ベルギー)が3時間34分9秒で区間を制した。
UAEチーム・エミレーツで昨年総合優勝のタデイ・ポガチャル(スロベニア)のアシスト役を務めるウェレンスは、ゴールまで約43キロ地点で先頭の6人集団から飛び出し、2位で同胞のビクトル・カンペナールツに1分28秒差をつけてフィニッシュした。
ウェレンスは「とても特別な勝利。ツール・ド・フランスは誰もが出場を望むレースだが、誰でも優勝できるわけではない。突然大きなクラッシュが起きて、逃げ集団に入った。チャンスが訪れたので、それをものにした」とコメントした。
ポガチャルは、総合順位を争うヨナス・ビンゲゴール(デンマーク)やフロリアン・リポビッツ(ドイツ)が序盤のクラッシュに巻き込まれた後にペースを落とし、33位で終えた。
総合ランキングではポガチャルがトップを守り、ビンゲゴールは2番手、リポビッツが3番手に続く。
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