ふだんは東京で活動していて、大阪に帰ったときに滞在するホテルはいくつかありますが、確かにラグジュアリーではあるけれど、どちらかと言えばトラディショナル。でもパティーナは、今の時代に合った新しいラグジュアリー。音楽やアートとの関わり方を見ても、クリエイティブで、洗練されていて、その場にいるだけで気分が高揚してきます。
──パティーナ 大阪ではどのように過ごしますか。
例えば、朝起きてすぐに大阪城公園を散歩して、19階のレストランで朝食を済ませて、子どもとプールに行って、あとは部屋でゆっくり過ごす。そんな日は、ディナーもホテルで済ませて、とことんのんびりします。パティーナは客室も快適だし、アクティビティも充実しているから、いろいろな楽しみ方ができます。
──最初はどんな活動を予定していますか。
まずはファッションから。7月にTシャツやジャケット、ステッカーなどの販売が始まります。オリジナルキャラクターのVICK(ヴィック)と一緒に、パティーナを象徴する蝶を描いたり、オリジナルフォントでパティーナと書いたものなど。蝶は、妻が好きだということもあって、「Girls Don’t Cry」でもときどき使うお気に入りのモチーフです。
──その後の展開について教えてください。
自分がキュレーションしたアートや、初めて木で制作することにチャレンジした立体アートなどが館内に飾られる予定です。ほかにも、オープニングパーティーのディレクションも進行中です。これは未定ですが、VERDY仕様のスイートを作って、その部屋限定のオリジナルグッズを開発するという話も出ていたり、とにかく大阪を、パティーナをどう楽しんでもらうか、どんどんアイデアが浮かんでいます。自分らしさを出しつつ、訪れるだけで感性が刺激されるような、魅力的な企画にこれからもチャレンジしていきたいです。
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