[ニューヨーク 18日 ロイター] – 米国株式市場は、S&P総合500種(.SPX), opens new tabとナスダック総合(.IXIC), opens new tabがほぼ変わらずで終了した。ただ、トランプ政権が欧州連合(EU)に15─20%の最低関税を課す構えとの報道を受け、両指数は下落する場面もあった。

BNPパリバの米国株式・デリバティブ戦略責任者、グレッグ・ブートル氏は「市場参加者は、関税のニュースや交渉期限を手がかりに取引をすることに少々疲労している」と述べた。

この日発表された米経済指標は強弱まちまち。7月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は61.8に上昇し、市場予想を上回った。一方、6月の一戸建て住宅着工件数は前月比4.6%減の88万3000戸と、11カ月ぶりの水準に落ち込んだ。エクソンモービル(XOM.N), opens new tabは3.5%安。同業シェブロン(CVX.N), opens new tabが、ヘス買収で争点となっていた南米ガイアナ沖の巨大海底油田を巡るエクソンとの調停で、権益確保を認められたことが材料視された。 もっと見る

LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.