7月20日に投開票が行われる参議院選挙。
NHK水戸放送局では、「茨城選挙区 候補者の主張は」と題して、県内のさまざまな課題と候補者の訴える政策についてシリーズでお伝えしていきます。最終回は「候補者の人柄」です
(NHK水戸放送局 小野田明 記者 )
茨城選挙区の候補者は
茨城選挙区は定員2人で、立候補したのは、届け出順に、
参政党の新人、桜井祥子氏、
無所属の新人、牧山康志氏、
日本改革党の新人、石井憲一郎氏、
日本維新の会の新人、北崎瀬里奈氏、
立憲民主党の現職、小沼巧氏、
自民党の現職で公明党が推薦する上月良祐氏、
共産党の新人、高橋誠一郎氏、
NHK党の新人、酒井明男氏、以上の8人です。
候補者に聞く 趣味やリラックス方法など
参政党の新人でIT・教育関連会社の役員の桜井祥子さんは東京・大田区出身の41歳。
自身をことばで表現するなら「向上心」だと言います。
「ひと言で表すなら向上心だと思います。本当に学ぶことが好きで、読書も好きですし、勉強も好きですし、学んだことを今後どういう風に生かすのか考えるのもすごく好きなので。一番にあげさせてもらっているのは『「大学」に学ぶ人間学』という本で。読書も言いましたけど、ほかには囲碁をやっていまして、囲碁は4段くらいで打てるのでそれは友達と楽しくやっています」
無所属の新人で医師の牧山康志さんは、福岡市出身の65歳。
趣味は音楽です。
「音楽とか絵画とか興味をもってました。自分でも演奏したり描いたりもあったし。楽器はバイオリンを弾いていました。以前は合奏なんかもグループでやってました」
日本改革党の新人でパチンコ・スロット店契約社員の石井憲一郎さんは水戸市出身の58歳。
軍事オタクだと自称しています。
「ミリタリーオタクなところがあって、いろんな国の軍用の軍事品の仕様書だとかマニュアルオタクで、読み込むのが好きで。あとは漫画ですね」
日本維新の会の新人で元洋菓子職人の北崎瀬里奈さんは、鹿嶋市出身の35歳。
人とかかわるのが好きだということです。
「もともと、洋菓子をつくるお仕事をしていたので、作るという部分では今でも趣味として、たしなんでいますし。基本的にはアクティブなので、時間があれば旅行いったりとか、あとは人と関わるのがすごい好きなので、友達と会っていろんな話を聞くことで、それが自分にとっての1つの勉強にもなるので」
立憲民主党の現職で元経済産業省課長補佐の小沼巧さんは、鉾田市出身の39歳。
ラグビーやゲームが趣味です。
「中学校、高校とラグビーをしておりましたので、ラグビーの観戦をすること。そしてラグビーから始まって、サッカーの観戦をすることなどを趣味としております。この前も地元のね、アントラーズの応援にいって。たまにですけれども、ゲームをやることも多くございますので、ドラゴンボールとかですね、ガンダムとかですね、ああいったゲームをやってリラックスするということもありました」
自民党の現職で元経済産業副大臣の上月良祐さんは、神戸市出身の62歳。
トレーニングやスイーツを食べることが趣味です。
「トレーニングをするのが趣味でもあり、リラックス方法でもあります。加圧トレーニングって特殊なトレーニングをやるんですが、すごく追い込むので、その追い込んだ瞬間はもう頭が真っ白になるっていうことがあって、非常に何か深くリラックスできてる。お酒あんまり飲めないので、スイーツが大好きなんで、茨城の栗のモンブランですよね。それとか干しいも、ひたちなかや東海、干しいもですね、那珂市の干しいも、これが本当に最高ですよね」
共産党の新人で共産党茨城県政策委員長の高橋誠一郎さんは大分市出身の30歳。
ランニングが日課で登山も趣味です。
「体を動かすのが趣味です。今ほぼ毎日、千波湖が近所にありますけれども、ランニングして1日を終えるというのが日課になっています。1日大体6キロ走っていますね。北アルプスに登ったんですけれども、ほぼ全て大パノラマで見れるんですよね。この時にテントを担いで登ったんですけど、本当にきつかったんですけども、残雪期で本当にそういうきれいな景色に癒されました」。
NHK党の新人で農業の酒井明男さんは宇都宮市出身の50歳。
愛犬を大切にしています。
「愛犬と一緒にいる時間が今一番心が穏やかというか、何も考えずにゆったりとした時間がものすごい今幸せですね」。
どんな茨城にしたいか
参政党 桜井祥子氏
「農業が盛り上がる茨城県。農家さんが安定してずっとお給料というか、所得の補償を受けながら安心してお米や野菜を作れる環境を作っていって、そうしたら若い人たちも、これで食べていけるんだったら農業やりたいって人がどんどん出てくると思うので、そういった人たちで茨城がどんどんにぎやかになっていってそういった農業含む一次産業がにぎやかになっていく茨城にしていきたい」
無所属 牧山康志氏
「これが実現するのがいいだろうというものを実現できるいわばモデルケースみたいな。茨城にそのモデルがあるというような状態ができるといいかな」
日本改革党 石井憲一郎氏
「『茨城っていいよね』って言ってくれるような要素をどんどん増やしていけば、それこそ人口減少で、ある部分の人口の偏りが少しでも茨城だけでも改善できれば。商業だって産業だってくる」
日本維新の会 北崎瀬里奈氏
「私も茨城県で生まれ育ったので、茨城県ていう、茨城県を若い世代の子たちに、次世代の子たちに茨城県ってこんなに素敵なところなんだという魅力をどんどんどんどんやっぱり発信していくという部分と、茨城県の魅力を発信できるような政策もしていきたい」
立憲民主党 小沼巧氏
「この茨城に生まれてよかったと思えるような茨城県であり、茨城に生まれたからこそのきょうじを持って生きられる、そういう県を作っていくべきだと。政党を党派を超えて自由かったつに議論ができる、そしてお互いに知恵を出し合って、茨城をもっと良くしようと、この国をもっと良くしていくべきなんだということを話し合える、そういう政治風土を茨城にも作っていく」
自民党 上月良祐氏
「強さと優しさとか温かさが両方ある県ですね。日本の中でも稼ぎを作る、とても重要な県だと思ってます。一方でやっぱ格差や分断が大きくなってると思います。競争一辺倒じゃなくて、やっぱり繋がりとか、温かさとかそういうものが地域には必要だと、日本国には必要だと思ってます。その両方があるところが日本の良さでもないかというふうに思いますので、そういう県でぜひやってほしい、なってほしい」
共産党 高橋誠一郎氏
「若い人もそして年をとっても安心して住み続けられる。そういう茨城県をつくっていきたいと思います。教育費の負担軽減とりわけ学費のゼロももちろんそうですけれども、高すぎる税金あるいは年金だけでは暮らしていけない、そういったお年寄りの声もたくさん聞いてきました。どの世代も住み続けられる茨城へ頑張っていきたいと」
NHK党 酒井明男氏
「茨城県っていうと海も山もありますし、自然に豊かな土地柄だと思う。やっぱこの自然に恵まれた地域を利用して、やっぱもっと農業を盛んにしていきたい」
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