2025.07.18

夏至から数え11日目に当たる半夏生の7月2日、中野天満神社(高松市番町 柳原春正宮司)で、本場さぬきうどん協同組合(香川隆昭理事長)から9名が参加し、献麺式をおこなった。今年は、新麦「さぬきの夢2023」で打ったうどんに、うどんの材料の塩、醤油、煮干し等が奉納された。

半夏生は、田植えなどの農作業を一旦終える節目のことで、その日に蛸を食べるなどの風習があり、香川県では、農家が農作業を手伝ってきた人たちに讃岐うどんを振る舞ってきた伝統がある。また本場さぬきうどん協同組合が「うどんの日」と制定し、これまでは、高松市内で、うどんの振る舞いをおこなっていた。コロナ禍で中止等あったが、献麺式は1980年から継続されている。

今年は、組合に加入している県内20店舗で、各店25㎏(約250玉前後)の新麦「さぬきの夢2023」を使用したうどんの提供が数量限定でおこなわれた。

香川理事長は献麺式を終え「無事奉納ができほっとしている。先ずは小麦の豊作と、さぬきうどんの更なる普及を願った。気温も上がり、冷たいうどん、また暑い時に熱いうどんという方に向けても、我々は試行錯誤しながら良いものを提供していきたい」と話した。

かがわ経済ニュース|経レポオンライン

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version