7月18日、ベトナム政府は、国内でアフリカ豚熱(ASF)の感染が拡大し、東南アジア向けの食料供給に支障が出る恐れがあると述べた。写真はベトナム・ハノイ郊外の農場の豚。2019年6月撮影(2025年 ロイター/Kham)
[ハノイ 18日 ロイター] – ベトナム政府は18日、国内でアフリカ豚熱(ASF)の感染が拡大し、東南アジア向けの食料供給に支障が出る恐れがあると述べた。
政府によると、今年これまでに全国34の市・省のうち28市・省で514件の感染が確認され、3万頭以上を殺処分した。
「ASFのリスクが高まりつつあり、養豚業、食糧供給、環境に悪影響を及ぼしている」とした。
ファム・ミン・チン首相は今週、各省・政府機関に感染対策を指示した。
ベトナムでは2023年に初の国産ワクチンの商業利用が承認されたが、接種率は低いという。
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